「フリーター、家を買う。」 有川浩 著
「フリーター、家を買う。」 有川浩 著
2011-11
読書モードのスイッチがオンになっているようで
わたしにしてはハイペースで本を読んでます。
ドラマにもなった有川浩さんの本を読みました。
うつ病になった母親のために家を買うという話です。
しょっぱなから結構暗いです。
就職した会社を3ヶ月で辞めバイトをしては
気に入らないとすぐに辞めてしまう誠治。
フリーターの彼に突如課せられた試練。
母親が突然うつ病になった。
でも本当は突然なんかじゃなく、誠治が気づかなかっただけ。
ようやく自分がいかに甘えていたかを思い知る。
結婚して家を出ている姉に喝を入れられながら、
病気に理解のない父親を説得し、
一人前の大人になっていく過程が描かれた物語。
途中何度も泣きそうになりながら読みました。
最後の章、‘傍観する元フリーター’は面白かったな。
有川氏得意のツンデレ感がちょっと出てて。
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