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2014年3月 5日 (水)

「虎の城<上・下>」 火坂雅志 著

虎の城<上>乱世疾風編<下>智将咆哮編」 火坂雅志 著

2014-13,14

藤堂高虎を主人公とした歴史小説です。
面白かった!歴史も分かりやすかったし!
藤堂高虎に関するわたしの知識といえば、
名前と築城の名手、というくらいでした。
一般的には主君をころころ変える”風見鶏”と言われているそうですね。
でも、戦国の世ではよくある話でむしろ普通なわけで。
少なくともこの小説では、
理知的で目下の者にも聞く耳を持ち、かなり全うな人、という印象です。
なんで悪い印象が強いんだかと思って調べたら
幕末の鳥羽伏見の戦いで津藩が幕府軍から寝返って官軍についたことが
藩祖である高虎の悪評に及んだということらしい。
豊臣秀長(秀吉の弟)との出会ってからは
彼に仕えてからは秀長が死ぬまで、そしてその後を継いだ秀保が死んで
大和豊臣家が断絶になるまで家臣として仕えてます。
それまで武辺一辺倒だった高虎が秀長と出会うことによって
これからの武将は武だけではただの一兵卒終わってしまう、
知も身につけてこそ一流の武将であると教えられ、
築城、算用を学び、己の考えを改めた。

その後は秀吉に仕えるも、その死後は元々良好関係にあった家康側につく。
外様にも関わらず家康の死の間際に枕元に侍ることを許される。
それほど信頼が厚かったんですね。


第一章は小谷城の戦い、落城間近というところから始まります。
ちょうど手元にあったムック本「廃城をゆく」を見ながら読んでました。
縄張りの図が載っていてちょうどよかった!
小谷城は山城で尾根伝いに曲輪、本丸があるんですねー。


なぜ藤堂高虎の本を読んでみようかと思ったかというと
先日読んだ「とっぴんぱらりの風太郎」で藤堂高虎と藤堂采女が出てきたから。
こちらの本にはあんまりいいキャラクターという風には書かれていなかったんですが、
ちょっと興味を持ったのでね。

それにしてもわたしの歴史の知識ってかなり貧相で
昨年竹田城に行った時に初めて秀吉に弟がいたんだ、と知ったくらい。(^^;
篠山城の縄張りも高虎が担当してたいたんですね!
竹田城のついでに篠山城も寄ったんですよ。それなのに覚えてなかったorz
140305
改めて写真を確認してみたらちゃんと書いてありました。
読んだはずなのに覚えてなかった~(--;


他にも小説で知ったことですが、
滋賀県の長浜という地名、昔は今浜といった名前だったそうです。
秀吉が信長の”長”の字をとって”長浜”としたそうな。
へぇ~!と思って歴史好きの旦那サマに「知ってた?」と聞いてみると
「は?黒壁スクエア行った時に書いてあったじゃん?!」と白い目で・・・。
まだ結婚する前、私と旦那サマ、他友達数人のグループで長浜に遊びに行ったことがあったんです。
その頃は歴史小説も読んでなかったし興味もなかったんですよね。
興味がないとこんなに記憶力に違いが出るのね・・・しょぼん。


さすが築城の名手、関わった城が多いですね。
機会があったら巡ってみたいわ。




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