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2016年9月 5日 (月)

「眩(くらら)」 朝井まかて 著

眩(くらら)」 朝井まかて 著

2016-37

葛飾北斎の娘、葛飾応為こと、お栄の生涯を描いた作品です。
今年4月にテレビ東京の番組「美の巨人たち」で葛飾応為の特集をやっていました。
応為の浮世絵には西洋画のような陰影があるんですよね。
ただ応為の名の入った作品は10点くらいしかないらしく、謎が多いんですね。
晩年の北斎の画はかなり応為が手伝っていたんじゃないかとかいう説もあるようです。
応為の生涯、画業はあまり史料が残っていないので小説ではいろいろ想像して書けるわけですけど。

小説の中でのキーパーソンは、父である北斎は当然として、
もう一人は渓斎英泉ですね。
戯作者でもあり浮世絵師でもある多才な兄弟子、そしてとってもモテるいい男。
北斎に先駆けて、ベロ藍1色を使った藍摺絵をやったのは渓斎英泉だそうです。
そういえば6月に「俺たちの国貞わたしの国芳展」に行ったときに書いてあった!
160628kunikuni24 160628kunikuni25 
この絵は歌川国貞のものですが、説明書きに初めて描いたのは渓斎英泉ってあるでしょう?!
「俺たちの国貞わたしの国芳展」は9月10日から12月11日まで、今度は名古屋ボストン美術館で開催されるようですから、浮世絵に興味のある方は是非どうぞ。



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表紙の画は応為の「吉原格子先図」。



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