« postcrossing(receive#872~874) カナダ、中国、ロシアから | トップページ | 冷凍豚汁の具 »

2016年10月30日 (日)

「天下を計る」 岩井三四二 著

天下を計る」 岩井三四二 著

2016-44

豊臣秀吉に仕えた五奉行の1人、長束正家を主人公にしていて、めずらしいと思って読んでみました。
歴史に詳しくない私が最初に長束正家の名前を知ったのは「のぼうの城」。
主人公は忍城側の成田長親なのでちょっとしかでてきませんが、
デリカシーのない粗雑で粗暴なキャラクターで描かれていたんですよね。
そんな感じだったのでてっきり武闘派の武将だと思ってたんです。
その後、他のいくつかの小説も読んで、その時は算術に長けた武将だと書かれていました。
算術もできる武将か~という風には思いつつも
「のぼうの城」の印象がかなり残ってたんですよね。
完全に”感じ悪い”キャラです。w
しかしこの小説では、堅蔵ではあるが几帳面で生真面目な性格。
算用に大切なものは誠実さ、と言ってのける。
確かに帳簿に嘘と間違いを記載したら行く先は崩壊だからネ。
太閤検地や、小田原攻めの兵糧の手配を一手に引き受け成功、
秀吉の死後は石田三成らとともに豊臣家を支え、関ヶ原の戦いでも三成を裏切ることなく西軍。
主人公なのでいい人に描かれるのは当然でしょうが、それにしてもだいぶ「のぼう」とは違う。

家康が水口城に寄る寄らないの件は史実なのかな?フィクションなのかな?
そこが成功してれば当然関ヶ原の戦いは起こらなかったわけだが。。

なにかと武勇の優れた武将が目立ちがちだけども、
銭や兵糧を取り仕切る奉行衆があってこその合戦だということを知らしめるストーリーです。
その分若干地味ではありますが。



↓楽天ブックス

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

天下を計る [ 岩井三四二 ]
価格:1944円(税込、送料無料) (2016/10/30時点)




↓amazon

|

« postcrossing(receive#872~874) カナダ、中国、ロシアから | トップページ | 冷凍豚汁の具 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/104895/68170814

この記事へのトラックバック一覧です: 「天下を計る」 岩井三四二 著:

« postcrossing(receive#872~874) カナダ、中国、ロシアから | トップページ | 冷凍豚汁の具 »