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2017年2月 9日 (木)

「お金の流れで見る戦国時代」 大村大次郎 著

お金の流れで見る戦国時代」 大村大次郎 著

2017-6

作者の方は元国税調査官だそうで、その視線で見る戦国時代ということですね。
前半は主に織田信長と武田信玄を例に出して比較説明。
よく武田信玄がもう少し長生きしていたら、信長は天下に手をかけていたかどうか、と言われるが経済面からみるとそれはあり得ない!というのが作者の意見。
甲斐の国は豊饒な土地ではない上に天災も多く、ジリ貧の経済状況。増税増税で領民を締め付けていたらしい。
そして、なんといっても海がなく、周りを山に囲まれ、物流を止められたらもう終わりだもんね。
信長はもともと経済力があったのが大きかったというアドバンテージがあるものの、優れた経営手腕を発揮して領民に優しい政治で(武士には厳しいが)好かれていたでしょうね。信玄とは真逆です。
どちらかというと、信長が甲斐に生まれていたらどんな経済政策をとったかの方に興味があります。

後半は寺社勢力についてとか、その他の有力な大名の経済戦略について。
中でも家康については”ケチ”とか”火事場泥棒的”とか、なかなか厳しい意見ですね(それが悪いと書いてあるわけではないのですけど)・・・家康さんのこと嫌いなのかな、作者さん(^-^;

お金がなければ戦もできないわけで、普段読む歴史小説では描かれない面が分かってきてとても面白かったです。



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